一人で設計を担当した順送プレス機が
工場で組み上がったときの達成感が
次の仕事へ向かうモチベーションになる。

設計エンジニア(機械)

生産統括本部 STD生産BL STD設計部
機械設計2課 第4グループ
2017年入社

大量生産に向いている
順送プレス機の機械設計。

入社以来、順送プレス機(プログレッシブプレス)の機械設計を担当しています。順送プレスは単一の金型に複数の工程が均一ピッチで配置されている金型を用いたプレス加工法です。コイル材をピッチに合わせて順送すると複数工程のプレス加工を連続・自動的におこなえるので、大量生産に向いているプレス機と言えますね。
機械設計が担当するのは、フレームと動力に関わるあらゆる部品です。仕事はお客様からのニーズに基づく設計案の作成からスタートします。それから各部品の設計図面を作成し、図面が完成したら調達部へ部品の調達・購買を依頼します。設計と聞いて「図面作成」をイメージされる方は多いと思いますが、世界情勢の急激な変化によって予定していた部品の調達が困難になった、組立工程で部品の変更を提案された、などの事態に対応し、解決方法を導き出すことも設計担当の仕事です。

一人で1台を設計できる面白さと
規格に準じることの難しさ。

アイダエンジニアリングの機械設計の魅力は一人で1台まるごと設計できることです。初めて設計した機械が工場で動いているのを見た時は無事に動作した安心感と感動でいっぱいでした。お客様から感謝の言葉をいただいたときの感動を忘れることはないと思います。当社は設計部と工場が近いので、自分が設計したものが製品になるまでの様子を毎日確認することもできます。現場を訪れるたびに愛おしさがどんどん増していきます。

若い社員でも
たくさんの経験ができる環境。

入社初年度を振り返って思うのは、早い時期からたくさんの仕事を任せてもらったということです。
その中で一番ありがたかったのは、経験豊富な先輩たちが何でも相談できる雰囲気をつくってくれたことです。アドバイスされたことをうまく実行できないときも、その姿を見た先輩たちが「悩んでいないで聞きにおいで」と優しく言ってくれたので、初めてのことでもしっかり理解してから仕事を進めることができました。
現在は新入社員にアドバイスをする事もあり、若手社員同士で切磋琢磨しながら日々業務をおこなっています。

ONE DAY SCHEDULE
1日のスケジュール
  • 8:45
    始業

    国内外の営業担当から届く技術的な問い合わせメールに返信。

  • 9:00
    当日のタスクを確認

    優先順位をつけてやるべきことを整理する。

  • 9:10
    計画図を作成

    計算書をもとにCADで設計案を作成。

  • 11:45
    昼食
  • 12:45
    計画図を作成

    午前中の作業を引き続きおこなう。

  • 14:00
    部品図の作成

    製品を構成する部品の図面を作成。並行して進行しているプレス機の組立状況を工場で確認。

  • 15:30
    検図

    完成した図面を上司に確認してもらい、修正をおこなう。

  • 16:30
    出図の準備

    部品の調達、製造に必要な図面一式を配布するための準備を進める。

  • 17:15
    翌日の作業内容の確認
  • 17:45
    終業

    案件が集中する時期は残業することもある。

オフの過ごし方

平日のお弁当や夕食づくりが簡単にできるように、いろいろ作り置きをしておきます。掃除や洗濯も仕事が終わってからはなかなかできないので週末にまとめて片付けています。これといった趣味はありませんが、空いた時間は自宅で小説を読んでいます。

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