熟練の営業マンでさえ
判断に迷う仕様上の問題を
あらゆる手段でアシストする。

営業サポート

販促管理部 販促業務課
2021年入社

コロナ禍で工場を見学できた
ただひとつのメーカーだった。

私は歴史を学ぶのが好きで、さまざまな角度から近代国家の歴史を紐解くうちに、工業の発展に貢献してきたものづくりの技術について興味を持つようになりました。そのなかで強く惹かれたのは、日本の経済成長を支えた炭鉱跡や産業遺産。仕事と直接結びつく分野ではありませんが、当時の思いを馳せるうちに実体のあるものをつくっているメーカーで仕事がしたいと思うようになり、就職活動は自動車、家電製品、住宅資材など、生活に身近な製品をつくっているメーカーを中心に展開しました。
当社を志望したのは、対面(少人数制・時間限定)での工場見学の機会を設けてくれた唯一のメーカーだったからです。私が就職活動を始めたのは、コロナ禍の真っ只中。PCやスマホを介したコミュニケーションには慣れていましたが、オンライン限定の説明会や面接では具体的なイメージをつかむことができずにいました。そのため、感染対策が徹底された本社工場で直接、巨大なプレス機の加工と組み立て作業を見た瞬間、胸が躍りました。そして、プレス機のことをまったく知らなくても、スケールの大きなものづくりに貢献できると確信できた。それがアイダエンジニアリングへの入社を決めた理由です。

1年目に意識していたのは、
わからないのを恥だと思わないこと。

入社後は、製造部門(相模工場・津久井工場)でプレス機の加工、溶接、組立作業をローテーション方式で体験(1か月間)。工具の重さ、溶接時に発生する火花の温度、エンジニアとしてキャリアを重ねてきた先輩たちの誇り。多くを学んだ研修でした。
研修修了後に配属されたのは販促管理部。入社前に希望していた営業関連部署の1つで、全国の拠点でプレス機と周辺装置のコンサルティング営業を展開している営業担当をアシストするセクションです。私の仕事は、汎用機(カタログに掲載されているベーシックモデルのプレス機)に関するアシスト全般。具体的には、仕様や部品に関する問い合わせ対応、受注した製品の仕様が記載された「製作指令書」や製品の金額内訳を明記した「受注計上票」の確認などが挙げられます。
1年目に意識していたのは、わからないのを恥だと思わないこと。配属当初は何をするにも気後れしていましたが、聞けば何でも答えてくれる人ばかりだとわかってからは教わることが楽しくなりました。「知らない世界に飛び込んだのだから、緊張したり、不安を感じるのは当たり前。少しずつ慣れていけばいいよ」 営業先から絶大な信頼を得ている課長の言葉もありがたかったです。

来年は中四国エリアの営業担当に。
不安よりも楽しみの方が大きい。

この仕事のおもしろさは、熟練の営業担当でさえ判断に迷う疑問や問題の解決をアシストできること。「お客さまが希望している特殊仕様の対応は可能なのか」「この周辺機器と接続しても問題ないのか」「このパーツはどこに使われるものなのか」。新人の手には負えない内容でも、販促管理部や設計部門の先輩、上司の方々からの力を借りれば答えを見つけ出すことができるのです。インターネット上のどのサイトにも載っていないことを、人をつかまえて教わり、調べ、考察する。それはとても手間のかかる作業ですが、だからこそ、多くの知識を吸収できる。「助かったよ、ありがとう」の一言が何よりの励みになるのです。
直近では、新卒入社の後輩に汎用機を任せ、私は個別機(一定のカスタマイズが可能なプレス機)の一部を担当。後輩に仕事を教えながら難易度の高い機種に特化した仕事を担ったことで、営業サポートとしての経験値は上がりました。問い合わせ対応のスピードも速くなったと自負しています。
入社3年目となる来期は、営業担当として中四国営業所に着任することが決まっています。営業エリアは、山口、島根、鳥取、岡山、広島、香川、高知、徳島、愛媛の9県。扱う機種は個別機に留まらないのでどのくらい大変なのか想像するのも難しいですが、大学時代、フィールドワークが得意だった私には合っているのではないかと思っています。最初のミッションは休眠ユーザーへのアプローチ。不安よりも楽しみを大きく膨らませて向かうつもりです。

ONE DAY SCHEDULE
1日のスケジュール
  • 9:00
    始業

    会社までは社員寮から徒歩10分。

  • 9:10
    デスクワーク

    前日の帰宅後に届いたメールに返信。
    内容によっては設計者・生産工場へ行って確認する。

  • 12:30
    昼食

    社員食堂でランチ。休憩時間は60分。

  • 13:30
    日程会議

    進行中の案件について、計画部門、設計部門等の関連部門と進捗状況および課題を確認。

  • 15:00
    デスクワーク

    全国の拠点からの問い合わせ対応、営業担当が作成する書類の確認および修正指示など。

  • 18:00
    終業

    問い合わせの多かった日は残業することもある。

オフの過ごし方

入社2年目の夏休み、北海道を旅行して樽前山(苫小牧市)に登って以来、自然の驚異を感じられる活火山の登山が趣味になりました。これまでに登ったのは浅間山(長野県)、磐梯山(福島県)、岩手山(岩手県)など。本格的な登山経験がなくても往復5時間程度で登れる活火山を選んでいます。中四国営業所へ着任したら九州の火山にも挑戦したいです。

AIDAの人と仕事へ戻る